ジュワッと広がるソースの香り。玉ねぎと卵で昭和の洋食屋さん風「とろとろデミたま丼」節約1人メシレシピ

こんにちは、料理ブロガーの山本リコピンです。

物価高騰でわが家もつらい日々を過ごしておりますが、それでもやっぱり美味しいものは食べたい! というわけで、手頃で家にありがちな材料の組み合わせで、昭和の洋食屋さん感あるご飯ものがサッと作れるレシピをご紹介します。

食事が終わってから、洗い物が少ないって本当に助かりますよね。このレシピは1つのフライパンで次々と調理していくので、そんな願いもかなえてくれますよ。

 

山本リコピンの「とろとろデミたま丼」

【材料】1人分 【調理時間】約8分

  • 玉ねぎ 1/2個
  • 卵 1個
  • バター 3g
  • 塩 ひとつまみ
  • サラダ油 小さじ1+小さじ1
  • 温かいご飯 1人分
  • 粉チーズ、ドライパセリ お好みで適量

(A)

  • 中濃ソース 大さじ1
  • トマトケチャップ 大さじ1/2
  • 水 大さじ1

 

作り方

1. 玉ねぎは薄切りにする。

 

2. フライパンにサラダ油小さじ1を入れて熱し、玉ねぎを入れ、塩ひとつまみをふったら、

 

中火で2分程度焼いて、こんがり焼き色をつける。

玉ねぎは炒めずに、時々混ぜる程度にしてしっかり焼きます。

 

3. 丼や深めの器にご飯をよそい、焼いた玉ねぎをのせる。

玉ねぎを焼いたフライパンを洗わずにそのまま使い、卵を焼き、ソースを作ります。

 

4. ボウルなどに卵を割り入れて溶き、塩少々(分量外)を加える。

卵はお好みで2個使ってボリュームアップさせてもOKです。

 

5. 玉ねぎを焼いたフライパンにサラダ油小さじ1を入れて熱し、溶いた卵を流し入れる。ゆっくり混ぜながら中火で20秒くらい熱して、半熟にかたまったら火を止める。

卵は火を止めた後も余熱でかたくなるので、まだ少しゆるいかなというくらいで火を止めます。

 

6. 玉ねぎをのせたご飯の上に、半熟に焼いた卵をフライパンからすべらせるようにしてのせる。

 

7. 再び空になったフライパンに(A)を入れて、中火で20~30秒煮詰めたら、

 

火を止めてバターを入れる。溶けるまでよく混ぜてソースは完成。

仕上げのバターでコクとまろやかさが加わって、ぐんとデミグラスソース感が増します。ぜひ入れてみてください。

 

8. 6にソースをかけ、お好みで粉チーズ、ドライパセリをふる。

 

粉チーズは思い切ってたっぷりと!

こんがり香ばしく焼けた玉ねぎの凝縮された甘みと、とろとろの卵のまろやかさ。即席ながらコクのあるデミグラス風ソースがその2つを包み込んで、ご飯がすすむこと間違いなしです! 粉チーズをかけるとさらにコクうまになって美味しいので、思い切ってたっぷりかけて食べてみてください。

デミグラス風のソースは、野菜やフルーツ、香辛料を“いいとこどり”したトマトケチャップと中濃ソースを混ぜて、焼いた玉ねぎの風味が残るフライパンで煮詰めるのと、バターのコクをプラスするのがポイント。1分もかからずにできるのにいろいろな美味しさが詰まっていて、素朴で懐かしい洋食屋さんっぽい味わいを楽しめますよ。

 

フライパン1つでできる節約レシピながら、とってもおすすめの1杯です。卵を増やしたり、玉ねぎと一緒にハムやベーコンを焼いたり、ご飯にバターやおろしにんにくを混ぜたりアレンジもしやすいので、オリジナルのデミたま丼もおためしくださいね。

 

作った人:山本リコピン

山本リコピン

料理ブロガー、料理研究家。簡単&手軽に作れて見栄えのする料理レシピを公開しているブログ『日々のごはんとおやつのネタ帳』を運営。日々のごはんや、おつまみ、お弁当、おやつ、おもてなしなど、ジャンルも幅広く、雑誌や企業へのレシピ提供も行う。『山本リコピンのちゃちゃっとかわいい毎日おかず』(主婦と生活社)、『ごはんがすすむ!!!山本リコピンのうちごはん』(ワニブックス)が発売中。

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